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tokioli
川棚温泉街の中心地にある「tokioli」は、2024年4月にオープンした小さな洋服屋さん。
“流⾏に捕らわれない”、“⻑く着られる”、“合わせやすい”、そして何より、“着⼼地の良い”、そんな視点でセレクトされた洋服が、気軽に立ち寄れる雰囲気の店内に並んでいます。
オーナーの⽥島さんは、元保育⼠。
2019年に関⻄地方から、ここ豊浦へ移住されました。
「豊浦には、下関市街地はもちろん、市外・県外からのアクセスも良く、豊かな自然と、子育てしやすい環境があります」と、豊浦での生活がとてもお気に入りだそう。
ご自身の子育てが一段落したタイミングで、念願だったこのお店を開きました。
お店のモットーは、「無理な接客や直接話をしなくても、お店の雰囲気や空気感を通して、お客様のご要望や思いを汲んで、お客様とコミュニケーションをとること」。
⽥島さんご本人はもちろん、スタッフの皆さんも大切にしていることの一つだそうです。
程よい距離感で接客をしてくれる「tokioli」に訪れるお客様は、近隣にお住まいの方が中⼼ですが、その年齢層は幅広く、20代から80代までいらっしゃるとか。
店内の商品は、日頃のお客様とのコミュニケーションで感じたご要望を取り入れつつ、展示会や馴染みのメーカー・ブランドなどを通じ、年に5回ほど仕入れたものだそうです。
商品の特徴は、シンプルで合わせやすいデザインの中にも、個性と主張を持ったものばかり。
“着⼼地の良さ”は、折り紙付きなので、幅広い年齢層のお客様に愛されるのもよく分かります。
取置きや郵送にも対応してくれ、「今後は、イベント出店にも力を入れていく予定です」とおっしゃっていました。
落ち着いたヒーリング音楽が流れる店内。
“程よい距離感の接客で、気持ち良く商品を選べる”、“ゆったりとした気分で、お気に入りの洋服を手に取って試着できる”
そんなお店が、川棚温泉街のど真ん中にあります。 -
きもの伸裳
川棚温泉街の中心地にある、静かな佇まいのお店。
北九州市小倉で紳士服販売をしていた店主が、地元の川棚で呉服屋を1995年(平成7年)に開業しました。
もともと店主のお祖⺟様が呉服店を営んでいたことも、開業のご縁となったそうです。
現在、お店を切り盛りしているのは、店主の奥様。
子どものころから自ら着付けをするほど着物が大好きだったそうで、川棚温泉街での開業がとても嬉しかったと言います。
着物といえば、⽇本古来の伝統文化。
かつては、嫁入り道具の必需品でもありました。
現在では、趣味で着る人や貸衣装店なども増えてきて、随分身近なものになりつつあります。
国家資格の一級着付技能士である奥様は、「親から子、子から孫に引き継がれてきた着物の中にある想いをつなぎ、生き返らせたい」、「今お持ちの着物を上手に活用してもらいたいし、そのためにもコーディネートなどについて、若い世代を中心にアドバイスしていきたい」と、着物に対する愛情と情熱を語ってくれました。
販売だけではなく、「着物のよろず相談処」として、お客様とのつながりを大切にしている「きもの伸裳」。
奥様の着物とお客様に対する誠実さ、真摯な姿勢が、取材の中でしっかりと伝わってきました。 -
ブックマンション エルピスしものせき
国道191号沿い、「コインランドリー ぷく」の敷地・建物の中にある「ブックマンション エルピスしものせき」。
本好き・読書好き・書店好きな方たちに店内の「棚」を貸し出し、“ひと棚店主”として入居してもらう、新しい形態の古本屋さんです。
同様の店舗形態は全国では増えつつあるものの、下関市内では唯一(2024年現在)なのだそう。
置いてある本は、漫画から歴史書まで様々で、“ひと棚店主”それぞれの個性が見えてきます。
中央の平積みコーナーでは、歴史・旅行などのコンセプトを決めた定期的な入替えがなされ、何度行っても飽きない工夫が。
中には、オーナーご自身のとても貴重な蔵書も置いてあり、"一見の価値あり”です。
本だけでなく、地元や近隣で活躍するアーティストによるハンドメイド雑貨などもあり、「今後は、絵画も取り扱っていきたい」とのことでした。
オーナーは、下関市内の中学校で教鞭をとっていた国語の先生で、元来読書好き。
だからこそ、書店がないこの地域に「それなら自分が!」と、一念発起して開業されました。
遠方に暮らすかつての教え子たちも、立ち寄ってくれるそう。
オーナーのお人柄から「素敵な先生だったんだろうなぁ」と、容易に想像できました。
「本をお求めのお客様はもちろん、洗濯待ちで立ち寄ったりなど気軽に利用してほしい」とのことです。 -
青龍の里(下関市豊浦コミュニティ情報プラザ 特産品コーナー)
JR川棚温泉駅に隣接する下関市豊浦コミュニティ情報プラザ内で、2024年3月にオープンした“豊浦のハンドメイド作品と特産品を買える、情報発信拠点”です。
地元の作家による美術品や工芸品、雑貨、「瓦そば」や「川棚温泉まんじゅう」などの特産品とお土産に加え、コーヒー、お菓子、パン、おにぎり等を販売しています。
豊浦地区まちづくり協議会の支援により運営されており、「今後、商品を増やしたいので、販売の希望があれば声をかけてほしい」とのこと。
豊浦の“情報発信拠点”としての機能拡充も目指しており、豊浦の自然や文化、観光や産業、移住定住に関する情報などを積極的に発信していく予定だそうです。
今後は、イベントを積極的に実施していく計画もあり、一般の方からのアイデアも募集しています。
JR・国道191号・県道の結節点で、ひと・もの・情報が交わるにぎわいの要に。
皆様も気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょう。
お問合せは、豊浦地区まちづくり協議会(083-227-2744)まで。 -
Rinca
2023年8月にオープンした、海の見える、ふくと海鮮、ランチのお店。
市内でちゃんこ料理店を営んでいたオーナーは、ふぐ処理師免許を持っており、絶品の海鮮料理をいただけます。
ボリューム満点の海鮮丼と貴重な天然えび・シータイガーを使ったえびフライセットも一押し。
海鮮系のみならず、国産鶏の「とり天セット」、「ローストビーフ丼」もおススメです。
さらに、豆腐や漬物の麹まで手作りというこだわりよう。
これらの料理が、オーナーオリジナルの木の器に盛られて提供されます。
この器、一見の価値ありで、なんと、こちらで購入することもできるのです。
敷地内の駐車場では、マルシェも開催。
オーナー曰く、「いろんなお店や人が集い、にぎやかで楽しく皆で作り上げていける場所にしたい」。
その夢は、きっと実現すると思います! -
rinne ethical market
2023年4月に開業した、“自然に寄り添い、生かし合う暮らし”を提案するグローサリーストア。
「rinne」は“つながる、巡る、循環する”という意味で、オーナーは、「そのベースとなる場所になる」というコンセプトでこのお店を立ち上げたと言います。
オーナーご自身は、下関市彦島のご出身で、関東エリアでサステナブルや環境保全に関連するコンサルティング業などの仕事を行っていましたが、下関市豊浦町の“温泉があり、美しい日本海があり、自然の里山があり、魚も美味しい”、そして、“外から来た人を懐深く受け入れる地域性”に魅かれ、移住を決意しました。
取り扱う商品は、オーナーご夫婦のつながりで、地元で活動しているクラフト商品の生産者から仕入れる“自然への配慮や生産者の思いが込められているもの”ばかり。
商品の販売のみならず、ヨガ教室や紐トレ教室の開催や、この地域の“良いもの”を知ってもらう機会として、定期的にファーマーズマーケットやそして自然食材を使った料理教室も開催しています。
詳しくは、SNSでご確認ください。 -
革創作工房 TSU-CHEY
京都で中学校の美術教師をされていたオーナーが、下関市豊浦町川棚を気に入り移住。
奥様の祖父様の実家をリノベーションして、周囲の自然に溶け込み、可愛い動物たちがお迎えする、なんとも素敵で遊び心満載な空間を創造されました。
オーナーが製作した様々な革製品はもちろん、お客様のご希望やこだわりに応えるオーダーメイドも承ります。
「ランドセルリメイク」も大好評。
使わなくなったランドセルを、5,500円(税込み)で小銭入れやキーホルダーなどにリメイクします。
本革でも合成皮革でも見事に再生させるその技・その姿は、まさにマエストロ。
クラフト教室やワークショップも開催していますので、興味のある方はぜひお訪ねください! -
ギフトハウスかみなか
地元はもちろん、町外からの来店もある、川棚温泉のギフトが主な雑貨屋さん。
誕生日のプレゼントや、進学などのお祝いの品を求めるお客様が多いお店です。
葬儀会社がオーナーということもあって、お店の奥には仏事の返礼品などが数多く取り揃えられており、満中陰や年忌法要など、いざというときにも大変頼りになります。
ご進物用のお線香や、足袋などの和装小物も充実。
可愛い雑貨や文具、季節の旬なアイテムがにぎやかに陳列されており、ぜひ一度のぞいてみてください。
もう一つの看板商品は、ソフトクリーム。
バニラやチョコレートなど21種類から選べます。
季節限定の味もあり、こちらもおススメです。