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37CAFE(サンナナカフェ)
小高い丘の上に建つ広いお店の前に、これまた広くて停めやすい駐車場。
車を降りて店内に向かうまでの素敵な景色と、スタッフの明るく元気な「いらっしゃいませ」の声に、のっけからとてもいい気持ちにさせられます。
オーナーの藤本さんは、豊浦町のご出身。
東海地方等で仕事をしていましたが、大好きな地元・豊浦を盛り上げるため、Uターンして開業しました。
藤本さんの趣味であるオートバイやサーフボードが並べられた清潔感溢れる店内では、「『37CAFE』に出勤するのが楽しくて仕方がありません」という、藤本さんのお店に対する愛着が伝わってきます。
ここ「37CAFE」では、ふわっふわの食感が抜群のパンケーキや、プレミアムなソフトクリームなどのカフェメニューはもちろん、ワンプレート料理を中心としたお食事メニューも大好評。
それもそのはず、元々料理人だったオーナーの奥様が、市販のものを使わずに自ら開発したオリジナルの調味料やソースを使って本場の味を再現しているのです。
さらに、“お客様とのコミュニケーションをもとに、地域性を取り入れた味に改良を重ねる”、という地道な取り組みが続けられています。
お店の一番人気は、そのオリジナルソースを使ったガパオライス。一口食べると、気分は南国リゾートです。
もう一つの看板メニュー・ペペロンチーノは、パスタではなく、なんと沖縄そばを使用。その食感とソースの相性を重視して選択したのだそう。
カレーは、南国の海をイメージし、ベースにオマール海老を使用。
スープカレーは、ナス、レンコン、カボチャなど7種の野菜と骨付きチキンを煮込んだ贅沢な一品です。
その他にも、メニューには、こだわり満載の一品が並びます。
「心地よく、ゆったりと過ごしてもらえるよう、お客様から見て違和感のない店作りと接客を、スタッフに徹底しています」と語るオーナー。
その眼差しからは、ここ「37CAFE」と豊浦への、強い愛情を感じ取ることができました。 -
Atsumo-go with ワンコ
国道191号を下関市街地から豊浦方面に向かい、JR梅ヶ峠駅を過ぎて1㎞ほど⾏くと、右側にわんちゃんをかたどった桃色の看板が。
その看板どおりに右折し、細いアスファルトの道を⾏くと、左側にちょっと気になる外壁のおうちが見えてきます。
そこが、今回ご紹介する「Atsumo-go with ワンコ」です。
ここは、大分出身の料理人であるご夫婦が「ペットと一緒に本格的な料理が食べられるお店を」と、2024年5月にオープンしたお食事処。
お料理は、だご汁、とり天、やせうまなどの大分の名物料理から、ハンバーグやフレンチトースト、モーニングメニューなど、バラエティに富んだラインナップです。
予約をすれば、ご膳料理も提供してくれます。
店名のとおり、店内でわんちゃんと一緒に美味しいお料理をいただけて、庭には主人自身が土地を切り開いて作ったドッグランが2か所。
それを聞きつけて、近隣からの常連さんはもちろん、福岡や熊本からもお客様がやって来るそうです。
お二人は、2022年に大分から移住。
「豊浦の静かな環境をとても気に入っています。周りの人たちも、暖かい人たちばかり」と、豊浦ライフを満喫されています。
「今後はカフェメニューも充実させていきたいし、ドッグランも拡張していく予定。わんちゃんを連れて気軽に立ち寄ってほしい」とおっしゃるお二人。
その名のとおり「with わんこ」で立ち寄れる貴重なお店が豊浦にありました。 -
一歩社パン工房
注文を受けてからカットする食パン、ソフトなフランスパン生地にバターと塩を使用した味わい深い塩パンなど、50〜60にも及ぶ豊富な種類のパンを取り揃え、お客様がひっきりなしに訪れる人気のパン屋さん。
それが、指定就労継続支援(B型)施設「一歩社パン工房」です。
ここでは、高品質な材料を使用したパン作りを通じて、ここに通う利用者さんに⽇中活動の場や社会参加の機会が提供され、就労に必要な訓練などの支援が行われています。
利用者さんは、ここでの経験を生かして一般の企業等に就職することを目標に、⽇々美味しいパン作りに励んでいます。
管理責任者で施設⻑の松尾さん⽈く、「⾃分たちの作ったものがパンという商品になり、お客様が買ってくれて『美味しい』と言ってくれる。そのことが利用者さんたちの何よりの励みになっています」。
地元の方々の理解と応援もあり、市立のこども園や保育園に給食として提供されたり、イベントでの提供も行ったりされていて、「一歩社パン工房」の美味しく可愛いパンたちは、子どもたちにも大人気なのだそう。
取材に訪れた際も、開店直後とは思えないかなりの売れ行きで、常連のお客様が“大量買い”をされていました。
クリスマスの時期には、パネトーネケーキも販売。
こちらは予約が必要ですが、地域の企業などからも引き合いがあり、1シーズンに2,000個近くも売れる人気商品となっています。
利用者さんと社会をつなぎ、地域の方に親しまれる「一歩社パン工房」は、まるで焼きたてのパンのような温かさを持つ、共生の架け橋となっています。 -
たこ焼き・焼きそば まる
2024年5月にオープンした、お持ち帰り専門の、たこ焼き・焼きそばのお店「まる」。下関市役所豊浦総合支所近くの好立地で、粉もん特有の香ばしい香りに惹きつけられます。
ご夫婦二人での切り盛りで、ご主人が焼きそば・焼きうどんを、奥様がたこ焼を担当しています。
下関市豊浦町出身で、もともと市場のセリ子をしていたご主人が、「生まれ育った豊浦への恩返しに、美味しいものをより安く提供し、地域に貢献したい」という思いから、一念発起。そして、奥様も高校生時代にたこ焼き屋でバイトをした経験があり、その楽しさも難しさも分かった上で、「この仕事をやってみたい!」と、ご夫婦の思いが合致。
そんなお二人の醸し出す空気感がなんとも素敵で、とっても居心地がよく、お持ち帰り専門店なのに、ちょっと長居したくなってしまいます。
たこ焼きは、ベーシックなソースから、白出汁とごま油をつけていただくアレンジものなど豊富なメニューを取り揃え。
焼きそば・焼きうどんは、目玉焼を乗せたちょっとリッチな味わいです。
「鉄板の火加減や油の量のバランスなど、とても難しく、「手応えあり!」ということがなかなかない。その分やりがいを感じているし、開店当時より今の方が美味しくできている自信がある。半年後、1年後はもっと美味しくしていきたい」と謙虚な中にも、味に対する自信と向上心を覗かせてくれました。
メインのメニューは、たこ焼き、焼きそばですが、ご主人の人脈を活かしたお米や野菜、果物の販売や、計画を進めているおでんや大学イモの販売など、新たな商品開発にも熱心。
お客様を飽きさせず、美味しくリーズナブルに、胃袋とハートを満たしてくれる、そんなお店です。
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海辺のスパイスヴィラ Coyamaris
室津海水浴場と室津ヨットハーバーを目の前に望む、絶好のロケーション。
「訪れるお客様のココロとカラダを、この地の自然や食材の持つ『いのちのちから』を通じて、本来の豊かな姿に戻れるようにお手伝いをする。」
オーナーの木村さんは、そんな思いで、このお店をオープンしました。
木村さんは、横浜出身の漢方薬剤師。
お父様の実家が室津にあり、かつて「下関市海浜環境活用総合管理センター(ヴィラむろつ)」だったこの建物の、再開発事業に企画を提案し、採用されました。
子どものころから里帰りで親しんできた室津を何とかしたいという強い思いが通じたのでしょう。
そんな木村さんの思いと、癒やしを与えてくれる絶好のロケーション、そして漢方薬剤師である木村さんが作るオリジナリティに富んだスパイス料理が評判を呼び、近隣県はもとより、九州、関⻄、関東からのお客様も多くお見えになるとか。
最近は、睡眠をテーマにした宿泊プランを企画。
枕、ベッド、入浴剤、カウンセリング、そして料理と、良質な睡眠を体験してもらうという内容なのだそう。
今後は、貧血やむくみ、冷え性など、いわゆる「未病」対策のための宿泊プランも検討中とのことです。
どんな企画であれ、ここでの「宿泊体験」と「非日常的な空間と時間」を楽しんでもらうというのが木村さんの基本姿勢。
「室津を楽しくしたい」。
そう語ってくれた木村さんの熱い想いが詰まった、最高に素敵なお宿です。 -
青龍の里(下関市豊浦コミュニティ情報プラザ 特産品コーナー)
JR川棚温泉駅に隣接する下関市豊浦コミュニティ情報プラザ内で、2024年3月にオープンした“豊浦のハンドメイド作品と特産品を買える、情報発信拠点”です。
地元の作家による美術品や工芸品、雑貨、「瓦そば」や「川棚温泉まんじゅう」などの特産品とお土産に加え、コーヒー、お菓子、パン、おにぎり等を販売しています。
豊浦地区まちづくり協議会の支援により運営されており、「今後、商品を増やしたいので、販売の希望があれば声をかけてほしい」とのこと。
豊浦の“情報発信拠点”としての機能拡充も目指しており、豊浦の自然や文化、観光や産業、移住定住に関する情報などを積極的に発信していく予定だそうです。
今後は、イベントを積極的に実施していく計画もあり、一般の方からのアイデアも募集しています。
JR・国道191号・県道の結節点で、ひと・もの・情報が交わるにぎわいの要に。
皆様も気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょう。
お問合せは、豊浦地区まちづくり協議会(083-227-2744)まで。 -
seasidevilla HILIFE
2020年にオープンし、宿泊、キャンプ、アクティビティ、バーベキュー、そして絶景の夕焼けと、様々な楽しみ方を満喫できる、海岸沿いのホテルです。
ご宿泊のお部屋は、洋室8、和室2、室内グランピング1(山口県内唯一)の、計11部屋を用意。
室内グランピング以外は全室オーシャンビューで、眩しいほどの海の碧(あお)と燃えるような夕日の朱(あか)をお部屋から眺めることができます。
敷地内の庭にテントを張って、キャンプ場として利用できたり、RVパークとして利用できたりするスペースもあり、宿泊施設としての利用方法は多種多彩。
水上バイクやスキューバダイビング、フィッシングなど様々なアクティビティも実施。
クルージングでは、角島大橋付近まで周る「角島コース」が大人気。
あの絶景を海から眺めるという、とても新鮮な体験が可能です。
料理は、バーベキューはもちろん、下関特産のふくを中心とした海鮮料理やがんがん焼も。
冬限定で牡蠣小屋の営業も行っています。
ランチやデイキャンプなど日帰りプランも充実。月1回程度のイベントも企画しており、これまで、音楽イベントやマルシェを開催。
「これからも、ビーチクリーンなどを含め、様々なイベントを企画していきたい。たくさんのお客様に利用してほしい」と、マネージャーの伴野さんが、今後の抱負を語ってくれました。
眼前のビーチに隣接したプールがあり、ハートのオブジェなどのフォトスポットもあり、そして何より、響灘を望む絶景があり。
ぜひ立ち寄っていただきたいスポットです。 -
台湾料理 福龍園
ボリューム満点、手頃な値段、豊富なメニュー。
本場の台湾料理を心行くまで楽しめる人気店です。
ラーメンや担々ラーメン、餃子や麻婆豆腐などのお得なセットメニュー、夜の120分飲み放題・食べ放題メニューなど、ランチタイムから夜の飲み会まで、オーナーの手際よく、それでいて丁寧に作る絶品の台湾料理をいただけます。
中でも人気の餃子は、もちもち食感の皮を楽しめる「うす焼き」、福龍園ならではの味「普通焼き」、しっかりとした香ばしさの「よく焼き」と、焼き方をお好みで選べます。
店内は、明るく清潔で、テーブル席と小上がり席もあって広々。
60名までの宴会も可能です。
国道191号沿いのJR川棚温泉駅からすぐ近くの便利な立地で、ランチは早い時間から多くの来客がありますので、できればお早めにどうぞ。 -
ジョイフル 山口豊浦店
北は宮城県から南は沖縄県まで、全国展開しているファミリーレストランチェーンのジョイフルが、豊浦にあります。
「ミックスグリル」や「サイコロペッパーステーキ」など定番の鉄板料理をはじめ、「塩唐揚げ定食」などの人気定番メニュー、季節に合わせた期間限定メニューなど、お客様を飽きさせない様々なメニューを展開しています。
九州発祥のチェーンならではの、大分のとり天・だご汁、福岡のかしわうどん、宮崎のチキン南蛮など、地元の名物料理を忠実に再現した“ご当地系メニュー”や、魚介や野菜を中心とした低カロリー・高タンパクな“ヘルシー系メニュー”なども用意。
「イチゴアイス」や「オセロアイス」など、食後のデザートも充実しています。
夏の定番「ふわとろカキ氷」も大人気です。
“笑顔と明るい発声”でお客様をお迎えし、“高品質で安心安全な料理”を提供することを目指しているとのこと。
どうぞお気軽にお立ち寄りください。 -
Rinca
2023年8月にオープンした、海の見える、ふくと海鮮、ランチのお店。
市内でちゃんこ料理店を営んでいたオーナーは、ふぐ処理師免許を持っており、絶品の海鮮料理をいただけます。
ボリューム満点の海鮮丼と貴重な天然えび・シータイガーを使ったえびフライセットも一押し。
海鮮系のみならず、国産鶏の「とり天セット」、「ローストビーフ丼」もおススメです。
さらに、豆腐や漬物の麹まで手作りというこだわりよう。
これらの料理が、オーナーオリジナルの木の器に盛られて提供されます。
この器、一見の価値ありで、なんと、こちらで購入することもできるのです。
敷地内の駐車場では、マルシェも開催。
オーナー曰く、「いろんなお店や人が集い、にぎやかで楽しく皆で作り上げていける場所にしたい」。
その夢は、きっと実現すると思います! -
大河内温泉 いのゆ
大自然に抱かれた四季折々の風景の中で、美肌効果抜群のお風呂を満喫できるのが、ここ「大河内温泉 いのゆ」です。
全国でも有数の「pH値=9.5」を誇るアルカリ性の泉質が特徴で、美肌効果は折り紙付き。
お肌にとろみを感じる柔らかいお湯で、湯上がり後は、しっとり・すべすべ肌になります。
保温効果も素晴らしく、かなりの間ポカポカ感が続きます。
湯船だけでなく、かけ湯、シャワーも全て温泉で、湯温調整のための水も源泉を冷まして使用しているという、正真正銘・源泉100%かけ流しの温泉なのです。
そのため当然ファンも多く、筆者がお邪魔した平日の午前中でも途切れない来客に、その人気ぶりを感じました。
予約限定でお食事もできます。
自家製米や地元で取れた季節の食材を使ったお料理を、ぜひ召し上がってみてください。 -
rinne ethical market
2023年4月に開業した、“自然に寄り添い、生かし合う暮らし”を提案するグローサリーストア。
「rinne」は“つながる、巡る、循環する”という意味で、オーナーは、「そのベースとなる場所になる」というコンセプトでこのお店を立ち上げたと言います。
オーナーご自身は、下関市彦島のご出身で、関東エリアでサステナブルや環境保全に関連するコンサルティング業などの仕事を行っていましたが、下関市豊浦町の“温泉があり、美しい日本海があり、自然の里山があり、魚も美味しい”、そして、“外から来た人を懐深く受け入れる地域性”に魅かれ、移住を決意しました。
取り扱う商品は、オーナーご夫婦のつながりで、地元で活動しているクラフト商品の生産者から仕入れる“自然への配慮や生産者の思いが込められているもの”ばかり。
商品の販売のみならず、ヨガ教室や紐トレ教室の開催や、この地域の“良いもの”を知ってもらう機会として、定期的にファーマーズマーケットやそして自然食材を使った料理教室も開催しています。
詳しくは、SNSでご確認ください。 -
ギフトハウスかみなか
地元はもちろん、町外からの来店もある、川棚温泉のギフトが主な雑貨屋さん。
誕生日のプレゼントや、進学などのお祝いの品を求めるお客様が多いお店です。
葬儀会社がオーナーということもあって、お店の奥には仏事の返礼品などが数多く取り揃えられており、満中陰や年忌法要など、いざというときにも大変頼りになります。
ご進物用のお線香や、足袋などの和装小物も充実。
可愛い雑貨や文具、季節の旬なアイテムがにぎやかに陳列されており、ぜひ一度のぞいてみてください。
もう一つの看板商品は、ソフトクリーム。
バニラやチョコレートなど21種類から選べます。
季節限定の味もあり、こちらもおススメです。 -
竹園旅館
現在のご主人は、祖母様・お母様から引き継いだ3代目。
川棚温泉で生まれ育ち、サラリーマン生活を経て、この旅館を引き継ぎました。
7部屋ある客室は、全て和室。
書院造りの室内は、日常の喧騒を忘れてほっと一息つくのに最適です。
料理と接客にはこだわりがあり、ふくをはじめとした海鮮料理と、佐賀牛を使った肉料理でおもてなし。
仲居さんの、明るく気の利いた接客も心に響きます。
お一人様のビジネス客も多く、ふく料理と弱アルカリ性の柔らかい温泉を楽しみに、毎年東京から訪れるリピート客もいらっしゃるとか。
「アットホームなくつろぎの宿」。
そんなフレーズがしっくりくる旅館です。 -
玉椿旅館
1923年(大正12年)、現在の女将の曽祖父で元関取の玉椿関が創業した、川棚温泉でも屈指の老舗旅館です。
もともとは、巡業で訪れる力士たちをもてなす目的で建てられたといいます。
サロンに飾られる数々の写真には、その名残が。
そしてなんと、この旅館、国の有形文化財として登録されている歴史的建物なんです。
現在、宿泊の客室として稼働している部屋は4部屋。
その全てに、往年の横綱の四股名(しこな)が付けられています。
「栃木山」、「鳳」、「安藝ノ海」、「武藏山」と、相撲のオールドファンにとっては垂涎(すいぜん)もの。
実際に、今でも関取や行司の方が訪ねてくるほか、国内では関東圏や九州圏、国外からは日本固有の伝統・文化に触れたいというお客様がよく利用されるそうです。
料理は家族で丁寧に、そして自家製にこだわってお客様に提供し続けています。
「コツコツと、丁寧に続けてきたことをお客様に評価されることが一番嬉しい」と、この仕事のやり甲斐を女将が話してくれました。
ご旅行のお客様だけでなく、近隣のお客様にもご利用いただける機会として、大相撲の場所中に限り、ランチや立ち寄り湯の利用ができる「やどびらき」や、“ランチ+お部屋+貸切り温泉”をデイユースで利用できる「ステイランチ」などのサービスもあります。
歴史と伝統を重んじながらも新しい挑戦を続ける、川棚温泉を代表する老舗。
ぜひ泊まってみたい旅館です。 -
小天狗さんろじ
旅館のコンセプトは、「大人の隠れ家」。
さんろじは「山路地」が語源で、その名のとおり、入口からフロント、フロントからお部屋へ向かう小径(こみち)で、まさに山路地を彷彿とさせる草木に包まれます。
国内はもちろん、特にシニア層のお客様に人気ですが、その秘密は、客室をはじめとする施設そのものの雰囲気と料理にあります。
客室は、離れの8部屋のみを揃え、その全てに部屋付きの露天風呂があるという、なんとも贅沢な空間。
メゾネットタイプと平屋タイプが4部屋ずつあり、どの部屋も広々としていて、ゆったりとくつろげます。
ご宿泊のお客様は、隣接する小天狗旅館の大浴場を無料でご利用いただけます。
料理は、地元のふくなど海鮮をメインに、「量を抑えてより質の高い料理を」といったお客様のご要望に合わせたプランも用意しています。
また、ご宿泊のお客様のみ利用可能な「Bar 一葉」もあり、夕食後の一息つきたいときに立ち寄ってみてはいかがでしょう。
川棚温泉には、特別な人との大切な時間を過ごせる宿があります。 -
天然温泉旅館 小天狗
昭和4年(1929年)創業。
自家泉源「小天狗泉」から供給される、源泉かけ流しの温泉が自慢のお宿です。
温泉・源泉マニアも納得の温度と泉質。
ラジウムの含有量が西日本随一といわれ、保温効果や切り傷、冷え性の改善に効果があるといわれています。
内湯と露天風呂が2つずつあり、男風呂・女風呂は日替わりなので、ご宿泊のお客様はどちらの湯船も楽しめます。
また、日帰り入浴も可能。
どちらのお客様も、上質なお湯を心行くまで堪能できます。
昭和の雰囲気を残したお風呂は、それもそのはず、昭和の時代から使っていたタイルをリニューアル時に再利用したもの。
タイムスリップしたような懐かしさと心地よさで、心と体が満たされます。
お料理では、下関ならではのふく料理に舌鼓。
お客様からは、「十分に堪能できる質と量」と言ってもらえるそうです。
もう一つ、川棚温泉名物「瓦そば」もお楽しみの一つ。
宿泊プランから選べるそうです。
事前にご確認の上、お越しください。 -
川棚グランドホテルお多福
天保年間(1830~1844年)に「於多福屋旅館」の屋号で創業した、185年以上の歴史を持つ、川棚温泉を代表する老舗ホテルです。
川棚温泉街の中でもひと際目立つ6階建てのホテルで、ロビーに入ると、落ち着いた照明の中から、川棚の石や木で作られた設(しつら)えがお客様をお迎え。
館内の様々なオブジェやアートも、川棚を表現したものばかり。
滞在を通して、「お客様に川棚を感じていただけるように、そして、お多福さんのように笑顔になっていただけるように」というホテルスタッフの思いが込められています。
客室は、本館に27室、温泉付離れが15室。
離れで部屋食をお楽しみいただけるプランもあり、慌ただしい日常を忘れ、ゆったりと過ごしたいお客様に大変好評とのことです。
ここに来るお客様のほとんどは、その優しい泉質の温泉と、とらふく料理がお目当て。
下関ならではのふく料理でもっとも重要なのが、「身欠き」と「熟成」です。
その技術を極めた熟練の料理人が提供する「とらふくフルコース」は、こちらの名物となっています。
そして、もう一つのお目当てが温泉です。
川棚を愛した俳人・種田山頭火による120の句をレイアウトした大浴場と露天風呂。
豊浦の山々を眺めながら浸かる湯の泉質は弱アルカリ性で、古い角質の新陳代謝を促し、つるつる・すべすべのお肌に導くことから「美人の湯」と呼ばれています。
館内のアートも料理も“地産地消”。
川棚の“良きもの”を使い、“良きもの”として提供するというホテルのこだわりが、ホテルの企画するイベントにも込められています。
企画担当の筑本さんは、「川棚の景色の中で、川棚を感じてもらえる企画を考え、それをデザインし、実行し、続けていきたい」と語ります。
人気の秘密は、施設と料理、そして、スタッフの方々のおもてなしにある。
そんな気がします。 -
下関市川棚温泉交流センター(川棚の杜)
「下関市川棚温泉交流センター(川棚の杜)」は、著名な建築家で新国立競技場「杜のスタジアム」の設計者でもある隈研吾さんが設計された下関市の公共施設です。
大小様々な三角形で構成されているのが特徴で、平成22年1月に竣工しました。
隈研吾さんは、“川棚温泉の豊かな自然と呼応するような有機的(ORGANIC)な建築になること”を目指して設計されました。
隈研吾さんの文化的精神性と創作的芸術性が込められた建物は、幾何学的であると同時に鍾乳洞や山を彷彿とさせる、独自性・希少性の高い形状として完成し、見る人々に強いインパクトを与え続けています。
また、大交流室は、川棚温泉と厚島(愛称:孤留島、こるとう)を愛した世界的なフランス人ピアニスト、アルフレッド・コルトーにちなんで「コルトーホール」との愛称で親しまれ、小交流室やコルトーの胸像が見守る「杜の広場」(野外)とともに、年間を通じて様々なイベントが開催されています。
さらに、屋内に併設する「下関市烏⼭民俗資料館」では、海外や日本各地の生活道具のコレクションを鑑賞できる企画展が開催されています。
観光や見学でお越しの皆さまによるご利用はもちろんのこと、地域にお住いの皆さまによるご利用もお待ちしています。
観光情報、イベント情報等の発信をはじめ、音楽、講演、研修、マルシェ等生活文化の拠点としてお気軽にご利用ください。
そこは、「川棚の杜」の名に相応しい、穏やかで優しい時間が流れる空間です。 -
とんがりぼうし豊浦(下関市豊浦自然活用総合管理センター)
"ふれあいのユートピア”をキャッチフレーズに、“21世紀における農漁村の進むべき方向を総合的に研究し、開発する場”として、平成2年(1990年)、市町村合併前の旧豊浦町によって、川棚温泉街に建設されました。
現在は、地域の特性を生かした“都市と農漁村の交流の場”、“地域住民の交流の場”として、地元で採れた新鮮な農産物・特産品を販売する「青空市」や、昔ながらの製法を後世に伝える「加工教室」の開催、都市部の方々が土に親しむ場を提供する「レンタル農園」や「田植え・稲刈り体験」の斡旋など、幅広く活動しています。
「青空市」は、毎週土曜日と日曜日、午前8時から午後2時まで開催しています。(年末年始・お盆は、変更となる場合があります。)
安さと新鮮さが好評のため、野菜などが不足気味なのだそう。
農家の方やお近くで野菜を作っている方で、「青空市」に出荷していただける方は、ぜひお問い合わせください。
また、フリーマーケット「とんがりフリマ」は、奇数月の月末日曜日、午前10から午後3時まで開催されています。
どなたでもご参加いただけますので、ぜひお越しください。 -
ラーメン 一代 / 四ツ葉のクローバー食堂
有名店「キッチン 四ツ葉のクローバー」は、2023年10月に業態を変更し、「ラーメン 一代」として生まれ変わりました。
「キッチン 四ツ葉のクローバー」を営む父に憧れ、料理人の道を目指した現在の店主。
豚骨ベースが主流のエリアで、あえて醬油ベースのラーメンで勝負。
濃厚な醤油にインパクト大のメガチャーシューを乗せた独自のラーメンを、父と共同で作り上げました。
往年のファンの声を大切にし、昼はラーメン、夜は「キッチン 四ツ葉のクローバー」時代のメニューを加え、父子鷹で店を切り盛り。
「ラーメン 一代」の由来は、祖父母の名前から一文字ずつ取り、「自分が1代目となって、店が永く続くように」という思いから。
泣けます。 -
焼肉 李家(いが)
1985年に創業、2023年にリニューアルした清潔感あふれる明るい店内で、美味しい焼肉をいただけます。
長年地元の方に愛され、リピーターのお客様が多いお店。
最近は、遠方からのお客様、観光客、ご家族やカップル、一人焼肉を楽しむお客様も訪れているそうです。
中でも人気なのは、「上タン塩」と、家族で食べられる「ファミリー盛合せ」。
どちらもボリューム満点で、創業以来愛されているメニューです。
コースや定食もあります。
ヒノヒカリの「ごはん」は、なんと、オーナーの田んぼで収穫したもの。
キムチに使うニンニクも自家栽培しています。
地元の新鮮野菜と一緒に、美味しい焼肉とごはんをご賞味ください。 -
しかしわがし
「世界に誇る和菓子という文化を残し、発展させ、国や年齢を問わず、たくさんの方に知ってもらいたい」という熱い思いから、新しいカタチの和菓子作りに挑戦。
昔ながらの和菓子も、新しい和菓子も、「“しかし” それも “和菓子” です」というのが店名の由来で、「和菓子を食べる人と、そこで働く人を増やす」というテーマのもと、日々挑戦を続けています。
看板商品のたっぷりきな粉と黒蜜でいただく「とろける極上わらび」は、まさに新食感。
季節ごとの品揃えも充実していて、春の桜餅などの定番商品はもちろん、抹茶、ホイップクリーム、いちごを乗せた「春だんご」など新商品の開発にも力を入れています。
「わらびっちゃ」では、わらび餅の味を5種類から選び、これに抹茶、ほうじ茶、黒蜜きな粉豆乳の3種類から選んでかけて召し上がれ。
甘くて涼やかなその味は、川棚温泉の湯上がり散歩のお供にも最適です。
入口の足元にある可愛いお団子の絵と、店内の「人生に甘さを」の文字に癒やされます。 -
ケーキとカフェ galmen(ガルメン)
「ケーキ屋さんになることは、子どものころの夢……ではなく、運命だった」と語るオーナー。
そんな運命に導かれて開いたお店は、竹林から木漏れ日が差し込む温かいカフェでした。
店名は、中学生の時に夢を語り合った友人と一緒に考えた、響きの良いオリジナルワード(諸説あり)だとか。
平飼いの鶏から採った新鮮な有精卵と、きび砂糖で作った「有精卵プリン」、いちごやメロンなど旬のフルーツをたっぷり乗せた「季節のフレッシュタルト」、優しい舌ざわりの「スフレチーズケーキ」など、見た目も楽しめるスイーツの宝箱です。
スイーツのスプーンを冷やしていてくれたり、予約のケーキを受け取る直前にフルーツを盛り付けてくれたりなど、その気配りも素敵です。 -
大衆鰻 うな吉 川棚店
地元の醬油を使った甘めのタレ、山口市阿東町の契約農家から一括して仕入れたお米、そして、厳しい食品安全管理認証検査(ISO9001認証・ISO2200)に合格した、旬のニホンウナギのみを使用。
つやつやの焼き上がりと、ふっくらとしたボリューム満点の食感をお楽しみください。
この美味しいうなぎをお得に食べられるイベントも不定期で開催していますので、Instagramで要チェックです。
そしてなんと、こちらには、テイクアウトが可能なうなぎのメニューがあります。
ドライブ中に食べられるパッケージなど新商品の開発にも熱心。
土・日・祝日に行う道の駅「蛍街道西ノ市」での出張販売では、「うな玉カップ」、「うなにぎり」、「うな串」など魅力的な限定商品を販売しています。 -
居酒屋 新世界
お店の扉を開いて、想像以上の広さにニンマリ、メニューを見て安さにアングリ、そして、その美味しさにビックリ。
何もかも想像と期待を超えてくるお店です。
東京生まれ・埼玉育ちの店主。
嫁いだお姉さんの誘いで、下関市豊浦町へ移り住みました。
寿司店を皮切りに飲食業一筋で磨いた技術と手際は、まさに一流の料理人。
手頃な値段で美味しい料理をスピーディーに提供することをモットーにしています。
安さと美味しさの秘訣、それは、毎朝店主が自ら市場へ出向き、旬の新鮮な魚を仕入れ、刺身や丼物にして提供しているから。
数種類ある焼飯シリーズは、毎日通って日替わりで食べ比べる価値ありの、一押しメニューです。
営業時間が18~21時と、短期決戦の人気店なので、早めのご予約をおススメします。 -
樽平
「じいが一人のお店です。ご迷惑をおかけします」という店内の表示がユニーク。
脱サラした大将が、2009年(平成21年)に開店しました。
下関市豊浦町で唯一ビールメーカーから与えられた「うま樽認定店」の称号。
これは、グラスとサーバーの美しさが決め手なのだそう。
泡にこだわった生ビールと自慢の「串焼き」、「塩辛大根炒め」や「シンプルチャンメン」など、シンブルでリーズナブルなのに美味しい絶品料理を次々に提供してくれます。
串焼きにもキャベツにも合う自家製味噌は、お客様から「売ってくれ」と頼まれるほど。
ゆったりとした雰囲気を醸しながらも、その腕前とのギャップが魅力的なこの大将、ただ者ではありません。 -
萬龍
1976年(昭和51年)に下関市一の宮(新下関)で創業し、2004年(平成16年)に下関市豊浦町(当時:豊浦郡豊浦町)へ移転。
どちらのエリアのお客様からも愛され続ける中華料理の名店です。
新下関時代のお客様が、ここの味と店主の人柄を求めて、今でも足を伸ばしてやってくるそう。
独自の手法“二湯(アールタン)合わせ返し”を使った「純豚骨」、昔支那そばの「正油」、沖縄釜焼塩を使った「塩」の3種類のスープを楽しめるラーメンがメインで、「ねぎ焼ラーメン」は絶品です。
ボリューム満点でカリっと揚げたアツアツの「から揚」も、お客様から絶大な支持を受けています。
国道191号沿い東側に立つ大きな看板が目印です。 -
元祖瓦そば たかせ
「川棚に人を招きたい・盛り上げたい」という思いを持った初代店主が、お客様に「見て楽しい、食べて美味しい料理を」と考案したのが、「元祖瓦そば」。
温泉資源を守るために、江戸の昔から庶民にも瓦の利用が特別に許されていた川棚温泉には、瓦の上で食材を焼いていたというエピソードも残っており、それにインスパイアされたとか。
全国各地から、ここを目当てに来るお客様も多数。
「目の前に出された瓦そばを見た時にお客様が驚く様子と、食べた時に感動してもらえるのが誇り」という従業員の皆さんが、明るくテキパキとサービスしてくれます。
「元祖瓦そば」と並ぶ名物「うなめし」や会席料理も、ぜひご賞味あれ。
川棚温泉街には、「本館」、「南本館」の2店舗があります。 -
藤屋~fujiya~
もとは、湯治場の木賃宿。
その後、旅館から高級志向旅館への業態変更を経て、2022年10月から「和食ダイニング」、「立ち寄り温泉」、「シェアスペース」を併設する魅力的なスポットに。
時の移り変わりを先取りする形で生まれ変わり続けています。
料理人であり、アーティストでもあるオーナー。
和風建築の落ち着いた店内で美味しい料理を提供し続けるとともに、ご自身の作品である切り絵アート等の展示で、下関市内や近郊都市から訪れるお客様の舌と目を楽しませてくれます。
貸切りの立ち寄り温泉では、温かいお湯とぬるめのお湯が用意されており、お子様連れのご家族でもゆっくり浸かれる心遣いが嬉しいです。
「川棚温泉エリアを、いろんな人たちがいて、いろんなコンテンツがあって、いろんな楽しみ方ができる地域にしたい」と語るオーナー。
日常から離れ、心身を満たす“川棚リトリート”に、あなたも訪れてみませんか。 -
和食処 うま吉
地元のホテルで修業した生粋の和食料理人のオーナーによる新鮮な海鮮料理をメインに、バラエティに富んだメニューでお客様を飽きさせない人気店。
昼間は定食や丼物をメインに、夜はファミリー居酒屋として子どもも楽しめる様々なメニューを提供しています。
魚介類に関して、とにかく地元の新鮮な素材にこだわり、オーナーは、「下関はふくやクジラが有名だが、実はアジが美味い。せっかく来たなら、地元の魚を食べてほしい。自信を持ってお客様に提供しています」と語ります。
特に、会席・コース料理は和食料理人の誇りを持って提供。
身内や仲間内で気軽に会席を楽しんでもらえるよう工夫を凝らし、接客・値段ともにお客様に近い距離感を保ち続けることをモットーにしているそうです。 -
つばき
2023年10月オープンで比較的新しいお店であるにもかかわらず、ここのそばを食べたくて遠方から足を伸ばす客様も。
「“小説家の池波正太郎が愛した東京のそば屋”の味を再現したい」と語ってくれた職人肌の店主。
それを再現するため、そのお店が仕入れている製粉所から、旬で一番高級なそば粉(常陸秋そばが中心)を仕入れ、自ら手打ちしています。
「そば自体の風味を楽しんでほしい」との思いから、もりそばのみの提供という徹底ぶり。
もともと地元で評判の老舗「豆腐屋りんたろう」を営んでおり、そばと一緒に温泉豆腐や湯葉、京揚げ(サクサク食感の絶品)を頂けて、お腹も心も大満足です。
そばと豆腐料理で、日本の食文化の奥深さを知れた気分に。
店主曰く、「うどんは食欲を満たし、そばは知識欲を満たす」。
名言です。 -
ドライブイン 犬鳴
創業約60年の歴史を持つ、メガ盛りで話題の人気店です。
毎日通い続けるリピーターさん、親子3代で通うお客さんもいるほど。
それもそのはず、焼そば、焼飯、ちゃんぽんなどは、「これでもか!」と言わんばかりのメガ盛りです。
インスタ映えすること、間違いありません。
ママさんが丹精込め、フライパンを振るって作る料理の味は、もちろん保証付き。
定食のごはんはおかわり自由で、アフターコーヒーもサービスです。
ママさんの「一人で作っているので、お客様をお待たせすることもあり、申し訳なく思っています」という心遣いや、「損得より、お客様に喜んでもらえることを続けたい」という心意気が、お料理からしっかりと伝わってきました。