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37CAFE(サンナナカフェ)
小高い丘の上に建つ広いお店の前に、これまた広くて停めやすい駐車場。
車を降りて店内に向かうまでの素敵な景色と、スタッフの明るく元気な「いらっしゃいませ」の声に、のっけからとてもいい気持ちにさせられます。
オーナーの藤本さんは、豊浦町のご出身。
東海地方等で仕事をしていましたが、大好きな地元・豊浦を盛り上げるため、Uターンして開業しました。
藤本さんの趣味であるオートバイやサーフボードが並べられた清潔感溢れる店内では、「『37CAFE』に出勤するのが楽しくて仕方がありません」という、藤本さんのお店に対する愛着が伝わってきます。
ここ「37CAFE」では、ふわっふわの食感が抜群のパンケーキや、プレミアムなソフトクリームなどのカフェメニューはもちろん、ワンプレート料理を中心としたお食事メニューも大好評。
それもそのはず、元々料理人だったオーナーの奥様が、市販のものを使わずに自ら開発したオリジナルの調味料やソースを使って本場の味を再現しているのです。
さらに、“お客様とのコミュニケーションをもとに、地域性を取り入れた味に改良を重ねる”、という地道な取り組みが続けられています。
お店の一番人気は、そのオリジナルソースを使ったガパオライス。一口食べると、気分は南国リゾートです。
もう一つの看板メニュー・ペペロンチーノは、パスタではなく、なんと沖縄そばを使用。その食感とソースの相性を重視して選択したのだそう。
カレーは、南国の海をイメージし、ベースにオマール海老を使用。
スープカレーは、ナス、レンコン、カボチャなど7種の野菜と骨付きチキンを煮込んだ贅沢な一品です。
その他にも、メニューには、こだわり満載の一品が並びます。
「心地よく、ゆったりと過ごしてもらえるよう、お客様から見て違和感のない店作りと接客を、スタッフに徹底しています」と語るオーナー。
その眼差しからは、ここ「37CAFE」と豊浦への、強い愛情を感じ取ることができました。 -
Atsumo-go with ワンコ
国道191号を下関市街地から豊浦方面に向かい、JR梅ヶ峠駅を過ぎて1㎞ほど⾏くと、右側にわんちゃんをかたどった桃色の看板が。
その看板どおりに右折し、細いアスファルトの道を⾏くと、左側にちょっと気になる外壁のおうちが見えてきます。
そこが、今回ご紹介する「Atsumo-go with ワンコ」です。
ここは、大分出身の料理人であるご夫婦が「ペットと一緒に本格的な料理が食べられるお店を」と、2024年5月にオープンしたお食事処。
お料理は、だご汁、とり天、やせうまなどの大分の名物料理から、ハンバーグやフレンチトースト、モーニングメニューなど、バラエティに富んだラインナップです。
予約をすれば、ご膳料理も提供してくれます。
店名のとおり、店内でわんちゃんと一緒に美味しいお料理をいただけて、庭には主人自身が土地を切り開いて作ったドッグランが2か所。
それを聞きつけて、近隣からの常連さんはもちろん、福岡や熊本からもお客様がやって来るそうです。
お二人は、2022年に大分から移住。
「豊浦の静かな環境をとても気に入っています。周りの人たちも、暖かい人たちばかり」と、豊浦ライフを満喫されています。
「今後はカフェメニューも充実させていきたいし、ドッグランも拡張していく予定。わんちゃんを連れて気軽に立ち寄ってほしい」とおっしゃるお二人。
その名のとおり「with わんこ」で立ち寄れる貴重なお店が豊浦にありました。 -
一歩社パン工房
注文を受けてからカットする食パン、ソフトなフランスパン生地にバターと塩を使用した味わい深い塩パンなど、50〜60にも及ぶ豊富な種類のパンを取り揃え、お客様がひっきりなしに訪れる人気のパン屋さん。
それが、指定就労継続支援(B型)施設「一歩社パン工房」です。
ここでは、高品質な材料を使用したパン作りを通じて、ここに通う利用者さんに⽇中活動の場や社会参加の機会が提供され、就労に必要な訓練などの支援が行われています。
利用者さんは、ここでの経験を生かして一般の企業等に就職することを目標に、⽇々美味しいパン作りに励んでいます。
管理責任者で施設⻑の松尾さん⽈く、「⾃分たちの作ったものがパンという商品になり、お客様が買ってくれて『美味しい』と言ってくれる。そのことが利用者さんたちの何よりの励みになっています」。
地元の方々の理解と応援もあり、市立のこども園や保育園に給食として提供されたり、イベントでの提供も行ったりされていて、「一歩社パン工房」の美味しく可愛いパンたちは、子どもたちにも大人気なのだそう。
取材に訪れた際も、開店直後とは思えないかなりの売れ行きで、常連のお客様が“大量買い”をされていました。
クリスマスの時期には、パネトーネケーキも販売。
こちらは予約が必要ですが、地域の企業などからも引き合いがあり、1シーズンに2,000個近くも売れる人気商品となっています。
利用者さんと社会をつなぎ、地域の方に親しまれる「一歩社パン工房」は、まるで焼きたてのパンのような温かさを持つ、共生の架け橋となっています。 -
ギフトハウスかみなか
地元はもちろん、町外からの来店もある、川棚温泉のギフトが主な雑貨屋さん。
誕生日のプレゼントや、進学などのお祝いの品を求めるお客様が多いお店です。
葬儀会社がオーナーということもあって、お店の奥には仏事の返礼品などが数多く取り揃えられており、満中陰や年忌法要など、いざというときにも大変頼りになります。
ご進物用のお線香や、足袋などの和装小物も充実。
可愛い雑貨や文具、季節の旬なアイテムがにぎやかに陳列されており、ぜひ一度のぞいてみてください。
もう一つの看板商品は、ソフトクリーム。
バニラやチョコレートなど21種類から選べます。
季節限定の味もあり、こちらもおススメです。 -
しかしわがし
「世界に誇る和菓子という文化を残し、発展させ、国や年齢を問わず、たくさんの方に知ってもらいたい」という熱い思いから、新しいカタチの和菓子作りに挑戦。
昔ながらの和菓子も、新しい和菓子も、「“しかし” それも “和菓子” です」というのが店名の由来で、「和菓子を食べる人と、そこで働く人を増やす」というテーマのもと、日々挑戦を続けています。
看板商品のたっぷりきな粉と黒蜜でいただく「とろける極上わらび」は、まさに新食感。
季節ごとの品揃えも充実していて、春の桜餅などの定番商品はもちろん、抹茶、ホイップクリーム、いちごを乗せた「春だんご」など新商品の開発にも力を入れています。
「わらびっちゃ」では、わらび餅の味を5種類から選び、これに抹茶、ほうじ茶、黒蜜きな粉豆乳の3種類から選んでかけて召し上がれ。
甘くて涼やかなその味は、川棚温泉の湯上がり散歩のお供にも最適です。
入口の足元にある可愛いお団子の絵と、店内の「人生に甘さを」の文字に癒やされます。 -
ケーキとカフェ galmen(ガルメン)
「ケーキ屋さんになることは、子どものころの夢……ではなく、運命だった」と語るオーナー。
そんな運命に導かれて開いたお店は、竹林から木漏れ日が差し込む温かいカフェでした。
店名は、中学生の時に夢を語り合った友人と一緒に考えた、響きの良いオリジナルワード(諸説あり)だとか。
平飼いの鶏から採った新鮮な有精卵と、きび砂糖で作った「有精卵プリン」、いちごやメロンなど旬のフルーツをたっぷり乗せた「季節のフレッシュタルト」、優しい舌ざわりの「スフレチーズケーキ」など、見た目も楽しめるスイーツの宝箱です。
スイーツのスプーンを冷やしていてくれたり、予約のケーキを受け取る直前にフルーツを盛り付けてくれたりなど、その気配りも素敵です。