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青紫色の可憐な花が物語る、日本列島の成り立ち。

宇賀・小串エリア

小串エヒメアヤメ自生南限地帯(国指定天然記念物)

「エヒメアヤメ」は、中国東北部、朝鮮半島など寒い地方に分布するアヤメ科の多年生草。
明治32年(1899年)に愛媛県で採取された経緯から、そうと呼ばれるようになりました。(和名は「誰故草」(たれゆえそう)。地方によっては「イッスンショウブ」とも。)

本州西部、四国、九州にも点々と自生し、ここがかつて大陸と陸続きであったことを植物学的に証明する重要な存在で、その自生地は、国の天然記念物に指定されます。

ここへ向かうには、国道191号沿いにある小串警察署前の丁字路を東側(山側)に向かう県道35号線に入ります。
そのまましばらく進むと道幅が狭くなり、その先に「小串エヒメアヤメ自生南限地帯」の看板が現れます。
看板の前には、1台の車を停められる程度のスペースがありますが、狭い道で車の往来もありますので、長時間の駐車は禁物です。
そこから徒歩で250mほど未舗装の山道を注意深く進むと、「小串エヒメアヤメ自生南限地帯」に到着です。

4月から5月にかけ、500株前後の「エヒメアヤメ」が、青紫色の可憐な花を咲かせます。

お問合せは、豊浦町観光協会(083-774-1211) まで。

インフォメーション

小串エヒメアヤメ自生南限地帯(国指定天然記念物)

下関市豊浦町大字小串
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