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弥生人の暮らしに思いを馳せて。

川棚エリア

中ノ浜遺跡(山口県指定史跡)

豊浦を含む響灘の沿岸は、弥生文化を最初に大陸から受容した地で、全国的にも有数の規模を誇る弥生人の埋葬地が次々に発見されています。

国道191号沿いのJR川棚温泉駅付近に現れる「中ノ浜遺跡」の案内標識に従い、県道245号線を西側(海側)へ向かいます。
県道が新しくなっているため、少し分かりづらいかもしれませんが、用水路沿いの墓地を抜けた先にある海岸砂丘がその場所です。

山口県指定史跡である「中ノ浜遺跡」は、下関市豊北町の土井ヶ浜遺跡とともに響灘を代表する弥生時代の埋葬遺跡の一つで、昭和33年に発見され、第1次調査が行われた昭和35年以降、これまでに9次にわたる発掘調査が行われました。

この遺跡からは、少なくとも103体以上の弥生人骨、44基の箱式石棺墓、34基以上土坑墓、12基の置石墓、9基の土器棺墓などが発見されています。
そのほかにも、磨製石剣、細型銅剣などの武器や、腕輪、玉類など多数の装身具が発掘されました。

小さな史跡ですが、私たちの遠い祖先かもしれない弥生人と同じ空の下、当時の暮らしに思いを馳せてみてはいかがでしょう。

お問合せは、豊浦町観光協会(083-774-1211)まで。

インフォメーション

中ノ浜遺跡(山口県指定史跡)

下関市豊浦町大字川棚2393-1
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