川棚温泉の守護神「青龍」がいそうでいない、水辺の遊歩道。
川棚エリア
八ヶ尻池遊歩道(やつがじりいけゆうほどう)
ここにたどり着くには、2つのルートがあります。
一つは、川棚温泉街の奥にある「妙青寺」の右側にある脇道から上る車道ルート。
もう一つは、「下関市川棚温泉交流センター(川棚の杜)」の横にある急な石段を上って「松尾神社(まつのおじんじゃ)」の左側へ抜ける徒歩ルートです。
車道ルートであれば、森に囲まれた小さな駐車場の付近にある「八ヶ尻池遊歩道」の看板から、未舗装の畦道(あぜみち)を100mほど下る(足下注意)とたどり着けます。
また、徒歩ルートの場合は、舗装された細い道路に出たあと、道なりに下っていけば到着です。
川棚温泉の起源を今に伝える「青龍伝説」は、次の一文で始まります。
「遠い昔、とようらの奥深い森に囲まれた泉に、一匹の青龍がすんでいました」と。
今となっては、それがどこなのか知る術もありませんが、森と泉に囲まれたこの遊歩道を歩いていると、「こんな場所だったのかも」といった気持ちになってきます。
この遊歩道は、「青龍」を祀る「松尾神社」だけでなく、「舟郡ダム(青龍湖)」や「国清山自然公園」へもつながっていて、静かな森の中を散策するには最適な距離です。
なお、遊歩道までの道は、ある程度勾配があり、落ち葉や枝が落ちていますので、滑ったりつまずいたりしないよう、十分ご注意ください。
お問合せは、川棚温泉観光協会(083-772-0296)まで。