昭和の隆盛と面影を訪ねて歩く、静寂の遊歩道。
川棚エリア
秋田山荘跡遊歩道
「秋田商会」創業者の秋田寅之介(1874~1953年)が晩年を過ごした「秋田山荘」。
その跡地が、川棚温泉街の付近に残っています。
1905年(明治38年)に設立された「秋田商会」は、木材や食料の運搬などを手掛けた総合商社。
下関市南部町の旧秋田商会ビルが日本遺産の構成文化財となっていることをご存知の方も多いかもしれません。
「秋田山荘」は、1947年(昭和22年)に完成した別荘で、もともとは社員のための保養施設だったとか。
雑木林の中を巡る心地よい遊歩道は、今も当時の名残を留め、静かに水をたたえる池には秋田寅之介が育てた水連が浮かんでいます。
安全のため、見学にはガイドの同行が必要です。
見学・案内をご希望の方は、川棚温泉観光ボランティアガイドの会(083-774-3855)までお申し込みください。