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大河内温泉 いのゆ
大自然に抱かれた四季折々の風景の中で、美肌効果抜群のお風呂を満喫できるのが、ここ「大河内温泉 いのゆ」です。
全国でも有数の「pH値=9.5」を誇るアルカリ性の泉質が特徴で、美肌効果は折り紙付き。
お肌にとろみを感じる柔らかいお湯で、湯上がり後は、しっとり・すべすべ肌になります。
保温効果も素晴らしく、かなりの間ポカポカ感が続きます。
湯船だけでなく、かけ湯、シャワーも全て温泉で、湯温調整のための水も源泉を冷まして使用しているという、正真正銘・源泉100%かけ流しの温泉なのです。
そのため当然ファンも多く、筆者がお邪魔した平日の午前中でも途切れない来客に、その人気ぶりを感じました。
予約限定でお食事もできます。
自家製米や地元で取れた季節の食材を使ったお料理を、ぜひ召し上がってみてください。 -
竹園旅館
現在のご主人は、祖母様・お母様から引き継いだ3代目。
川棚温泉で生まれ育ち、サラリーマン生活を経て、この旅館を引き継ぎました。
7部屋ある客室は、全て和室。
書院造りの室内は、日常の喧騒を忘れてほっと一息つくのに最適です。
料理と接客にはこだわりがあり、ふくをはじめとした海鮮料理と、佐賀牛を使った肉料理でおもてなし。
仲居さんの、明るく気の利いた接客も心に響きます。
お一人様のビジネス客も多く、ふく料理と弱アルカリ性の柔らかい温泉を楽しみに、毎年東京から訪れるリピート客もいらっしゃるとか。
「アットホームなくつろぎの宿」。
そんなフレーズがしっくりくる旅館です。 -
玉椿旅館
1923年(大正12年)、現在の女将の曽祖父で元関取の玉椿関が創業した、川棚温泉でも屈指の老舗旅館です。
もともとは、巡業で訪れる力士たちをもてなす目的で建てられたといいます。
サロンに飾られる数々の写真には、その名残が。
そしてなんと、この旅館、国の有形文化財として登録されている歴史的建物なんです。
現在、宿泊の客室として稼働している部屋は4部屋。
その全てに、往年の横綱の四股名(しこな)が付けられています。
「栃木山」、「鳳」、「安藝ノ海」、「武藏山」と、相撲のオールドファンにとっては垂涎(すいぜん)もの。
実際に、今でも関取や行司の方が訪ねてくるほか、国内では関東圏や九州圏、国外からは日本固有の伝統・文化に触れたいというお客様がよく利用されるそうです。
料理は家族で丁寧に、そして自家製にこだわってお客様に提供し続けています。
「コツコツと、丁寧に続けてきたことをお客様に評価されることが一番嬉しい」と、この仕事のやり甲斐を女将が話してくれました。
ご旅行のお客様だけでなく、近隣のお客様にもご利用いただける機会として、大相撲の場所中に限り、ランチや立ち寄り湯の利用ができる「やどびらき」や、“ランチ+お部屋+貸切り温泉”をデイユースで利用できる「ステイランチ」などのサービスもあります。
歴史と伝統を重んじながらも新しい挑戦を続ける、川棚温泉を代表する老舗。
ぜひ泊まってみたい旅館です。 -
小天狗さんろじ
旅館のコンセプトは、「大人の隠れ家」。
さんろじは「山路地」が語源で、その名のとおり、入口からフロント、フロントからお部屋へ向かう小径(こみち)で、まさに山路地を彷彿とさせる草木に包まれます。
国内はもちろん、特にシニア層のお客様に人気ですが、その秘密は、客室をはじめとする施設そのものの雰囲気と料理にあります。
客室は、離れの8部屋のみを揃え、その全てに部屋付きの露天風呂があるという、なんとも贅沢な空間。
メゾネットタイプと平屋タイプが4部屋ずつあり、どの部屋も広々としていて、ゆったりとくつろげます。
ご宿泊のお客様は、隣接する小天狗旅館の大浴場を無料でご利用いただけます。
料理は、地元のふくなど海鮮をメインに、「量を抑えてより質の高い料理を」といったお客様のご要望に合わせたプランも用意しています。
また、ご宿泊のお客様のみ利用可能な「Bar 一葉」もあり、夕食後の一息つきたいときに立ち寄ってみてはいかがでしょう。
川棚温泉には、特別な人との大切な時間を過ごせる宿があります。 -
天然温泉旅館 小天狗
昭和4年(1929年)創業。
自家泉源「小天狗泉」から供給される、源泉かけ流しの温泉が自慢のお宿です。
温泉・源泉マニアも納得の温度と泉質。
ラジウムの含有量が西日本随一といわれ、保温効果や切り傷、冷え性の改善に効果があるといわれています。
内湯と露天風呂が2つずつあり、男風呂・女風呂は日替わりなので、ご宿泊のお客様はどちらの湯船も楽しめます。
また、日帰り入浴も可能。
どちらのお客様も、上質なお湯を心行くまで堪能できます。
昭和の雰囲気を残したお風呂は、それもそのはず、昭和の時代から使っていたタイルをリニューアル時に再利用したもの。
タイムスリップしたような懐かしさと心地よさで、心と体が満たされます。
お料理では、下関ならではのふく料理に舌鼓。
お客様からは、「十分に堪能できる質と量」と言ってもらえるそうです。
もう一つ、川棚温泉名物「瓦そば」もお楽しみの一つ。
宿泊プランから選べるそうです。
事前にご確認の上、お越しください。 -
川棚グランドホテルお多福
天保年間(1830~1844年)に「於多福屋旅館」の屋号で創業した、185年以上の歴史を持つ、川棚温泉を代表する老舗ホテルです。
川棚温泉街の中でもひと際目立つ6階建てのホテルで、ロビーに入ると、落ち着いた照明の中から、川棚の石や木で作られた設(しつら)えがお客様をお迎え。
館内の様々なオブジェやアートも、川棚を表現したものばかり。
滞在を通して、「お客様に川棚を感じていただけるように、そして、お多福さんのように笑顔になっていただけるように」というホテルスタッフの思いが込められています。
客室は、本館に27室、温泉付離れが15室。
離れで部屋食をお楽しみいただけるプランもあり、慌ただしい日常を忘れ、ゆったりと過ごしたいお客様に大変好評とのことです。
ここに来るお客様のほとんどは、その優しい泉質の温泉と、とらふく料理がお目当て。
下関ならではのふく料理でもっとも重要なのが、「身欠き」と「熟成」です。
その技術を極めた熟練の料理人が提供する「とらふくフルコース」は、こちらの名物となっています。
そして、もう一つのお目当てが温泉です。
川棚を愛した俳人・種田山頭火による120の句をレイアウトした大浴場と露天風呂。
豊浦の山々を眺めながら浸かる湯の泉質は弱アルカリ性で、古い角質の新陳代謝を促し、つるつる・すべすべのお肌に導くことから「美人の湯」と呼ばれています。
館内のアートも料理も“地産地消”。
川棚の“良きもの”を使い、“良きもの”として提供するというホテルのこだわりが、ホテルの企画するイベントにも込められています。
企画担当の筑本さんは、「川棚の景色の中で、川棚を感じてもらえる企画を考え、それをデザインし、実行し、続けていきたい」と語ります。
人気の秘密は、施設と料理、そして、スタッフの方々のおもてなしにある。
そんな気がします。 -
藤屋~fujiya~
もとは、湯治場の木賃宿。
その後、旅館から高級志向旅館への業態変更を経て、2022年10月から「和食ダイニング」、「立ち寄り温泉」、「シェアスペース」を併設する魅力的なスポットに。
時の移り変わりを先取りする形で生まれ変わり続けています。
料理人であり、アーティストでもあるオーナー。
和風建築の落ち着いた店内で美味しい料理を提供し続けるとともに、ご自身の作品である切り絵アート等の展示で、下関市内や近郊都市から訪れるお客様の舌と目を楽しませてくれます。
貸切りの立ち寄り温泉では、温かいお湯とぬるめのお湯が用意されており、お子様連れのご家族でもゆっくり浸かれる心遣いが嬉しいです。
「川棚温泉エリアを、いろんな人たちがいて、いろんなコンテンツがあって、いろんな楽しみ方ができる地域にしたい」と語るオーナー。
日常から離れ、心身を満たす“川棚リトリート”に、あなたも訪れてみませんか。