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中野 秀行(なかの ひでゆき)さん

「有限会社中野クリーン住設」代表取締役

あるときは、地域のお客様に親しまれ、頼りにされている「有限会社中野クリーン住設」の代表取締役。またあるときは、関⾨海峡花⽕⼤会など数々のイベントを主催する「下関21世紀協会」の理事⻑。そんな中野秀行さんにお話を伺いました。
 

おうちの水回りや配管メンテナンスは何なりと。
取材中に来店されたお客様は、トイレの詰まりについて相談されていました。
とても気さくに、そして誠実に応対される中野さんに、帰り際のお客様曰く「あなたなら安心して相談できるから」とのこと。
柔らかい物腰と優しい笑顔の中野さんは、「生まれ育った豊浦と下関を、もっともっと元気にしたい!」と⽇々奮闘しています。

子供時代は、野球とソフトボールに明け暮れ、甲子園を目指すほどの高校球児だった中野さん。
下関市内の⼤学を卒業後、愛媛県松山市で就職し、その後地元に戻って、別の水道関連の会社に転職。
2年間の修業期間を経て、家業の「有限会社中野クリーン住設」(1979年創業)に専務として⼊社し、2018年、代表取締役(社⻑)に就任しました。
“コミュニケーションを⼤切にすること、お客様から信頼され信用されること、お客様の期待を裏切らないこと”を信念とする中野さんは、常々、4⼈の従業員に“お客様第⼀”を伝えているのだそうです。

そんな中野さんには、もう一つの顔が。
それは、「⼀般財団法⼈下関21世紀協会」の理事⻑です。
この協会は、全国でも有数の来場者数を誇る「関⾨海峡花⽕⼤会」の主催者としても知られ、その他「下関花いっぱい計画」、「しものせき誇り100選」など、下関の活性化と発展を願い、“海峡文化都市・下関”の創出を目指して数々のプロジェクトを企画し、運営しています。
中野さんは、その第14代理事⻑として、それらプロジェクトの陣頭指揮も執っているのです。
理事長就任時は、やはり⼤きなプレッシャーを感じたそうです。
「全国的にもそうだけど、特に下関は、少子・高齢化が進んでいる都市。そんな下関を元気にするためには、⼀過性ではなく継続的なプロジェクトを立ち上げ、進めていくことが⼤事で、自分自身の最⼤のミッション」と、中野さんは語ってくれました。

会社の社⻑と協会の理事⻑という⼆⾜の草鞋を履きこなし、豊浦・下関の発展を目指して多忙な毎⽇を送っている中野さん。
「豊浦は、地域的にさっぱりしているイメージ。“わが町豊浦”という想いを持っている⼈は、そう多くないように感じる。それでも、豊浦には核となる川棚温泉や、豊かな自然という強い武器がある。それらを活かして、豊浦をもっともっと元気にしていきたいし、これからもそのお役に立ちたい」とおっしゃいます。
中野さんの⼈柄と信念、そしてリーダーシップは、豊浦と下関の、今後の持続的な発展にきっと必要不可欠なものとなるはずです。

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