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宇賀・小串エリア

◆宇賀エリア

1 立地・市街地へのアクセス
下関市豊浦町の北側に位置する宇賀地区は、西側を響灘、東側を山々に面した人口約1,100人の、豊浦町の中でも人口が少なく高齢化率が高い方の地区です。
響灘に沿って南北を貫く国道191号とJR山陰本線に沿って広がる集落には、南から川嶋団地、湯玉、本郷などがあり、東側の山間に入ると、今みのや大河内(おおかわち)があります。
集落にもよりますが、豊浦町の中心地である川棚地区から湯玉までだと、約8~10km(車で約15分~20分)しか離れていません。また、下関市の中心市街地からは、約●~●km(車で約●~●分)の位置にあります。

2 産業・しごと・通勤
宇賀地区は、農業と漁業で栄えました。近年は高齢化が進み、会社勤めをする方が増えたことで農漁業の従事者は、年々減少していますが、農業の大規模化やブランド化に取り組む方がいたり、湯玉漁港で定期的な朝市が開く方がいたりして、賑わいを見せ始めています。
また、宇賀地区には大きなオフィスや工場はありませんが、川棚地区に近いこともあって、近隣の会社やお店、公共施設などにお勤めの方が多いようです。

3 買い物
宇賀地区に大型店舗はありませんが、JR山陰本線「湯玉駅」近くの国道191号沿いに1軒のコンビニエンスストアがあります。また、川棚地区に多く集まっている大型店舗に足を延ばせば、ほとんどの買い物を済ませることができます。

4 通 学
宇賀地区には、未就学児が通う「下関市立双葉保育園」や、伝統ある「下関市立宇賀小学校」があり、そこを卒業した中学生のほとんどは、川棚地区との間に位置する小串地区の「下関市立下関市立夢が丘中学校」にスクールバスで通っています。高校生になると、JRの列車に乗って下関市内の高等学校に通うこともできます。

5 公共交通機関
宇賀地区には、「JR下関駅」と日本海側でつながる「JR湯玉駅」と「JR宇賀本郷駅」があります。
また、下関市が運営する廃止路線代替バスが1日上下線それぞれ3便運行しており、便数は多くありませんが、商業施設や医療機関、公共施設などへの往来に利用されています。

6 医療機関
宇賀地区には、個人医院が2軒(うち1軒は歯科医院)あるほか、車で約10~15分の小串地区に総合病院「山口県済生会豊浦病院」があるため、十分な医療を受けることができます。

7 公共施設
宇賀地区には、「下関市立宇賀児童館」(下関市役所豊浦総合支所宇賀支所を併設。)、「下関市豊浦ふれあいセンター」、「下関市宇賀ふれあいセンター」があります。

8 その他
宇賀地区は、多くの偉人を輩出しました。湯淺倉平翁もその一人です。湯淺倉平翁は、東京大学に進み、岡山県知事や静岡県知事、警視総監を歴任したほか、宮内大臣や内大臣も務めました。
また、宇賀地区は、一時日本全国に広まった定置網漁法の一つ「大敷網」の発祥の地でもあります。

◆小串エリア

1 立地・市街地へのアクセス
下関市豊浦町の小串地区は、川棚温泉で有名な川棚地区の北側に位置し、西川に広がる響灘と東側に連なる山々に挟まれた、南北に細長い形をしています。人口は約1,600人の、小さな町です。

2 産業・しごと・通勤
小串地区は漁業で栄えた町で、宇賀地区発祥の漁法「大敷網」や一本釣り、潜水漁などが盛んでしたが、現在では漁業の従事者は減少しています。山のふもとには田畑が広がっており、農業の従事者もおられます。

3 買い物
小串地区には、個人商店が数軒あります。また、隣接する川棚地区には、大型店舗やドラッグストアなどの店舗が多く集まっていますので、少し足を延ばせば買い物を済ませることができます。

4 通 学
小串地区には、「下関市立小串小学校」と「下関市立夢が丘中学校」があります。
「下関市立小串小学校」は、全校児童数が約20名の複式学級となっています。少人数なため不自由なこともありますが、目の行き届いた教育を受けられたり、地域に密着した行事が多く実施されたりと、良いこともたくさんあります。例えば、天然記念物のエヒメアヤメやヤマグチオオサンショウウオの保護活動をはじめ、魚釣り体験、厚島探検、昔の遊び体験や「どんど焼き」などがあり、児童たちは、地域の方々と一緒に様々な経験を積むことができます。
また、「下関市立夢が丘中学校」には、小串地区のほか、宇賀地区や川棚地区に住む中学生たちがスクールバスや徒歩、自転車などで通っています。

5 公共交通機関
小串地区で利用できる公共交通機関は、JR山陰本線と路線バスです。
最寄りの駅は「JR小串駅」で、「JR川棚温泉駅」まで約5分、「JR下関駅」まで約45分で行くことができます。
また、路線バスについては、地区内に6か所のバス停がありますが、自家用車があると非常に便利です。

6 医療機関
小串地区には、「JR小串駅」のそばに総合病院「山口県済生会豊浦病院」があり、この病院を経由する路線バスで通院することができます。他の医療機関としては、内科や歯科の個人医院があります。

7 公共施設
小串地区には「下関市立小串公民館」(下関市役所豊浦総合支所小串支所を併設。)があります。また、金融機関としては「豊浦郵便局」(ゆうちょ銀行)がありますが、最寄りの銀行へは、川棚地区まで足を延ばす必要があります。

8 その他
小串地区の響灘はとても綺麗で、海水浴はもちろん魚釣りも楽しめます。響灘に面した「鳴き砂ビーチうしろはま」の砂浜は、その名のとおり歩くとキュッキュッと音が鳴る「鳴き砂」が特徴です。また、響灘の夕日はとても美しく、海辺に腰をかけて夕日が水平線に沈むまで眺めると、のんびりと幸せな時間を過ごせます。
小串地区では、近年、空き家や空地を活用したショップや、SUP・ボートなどのショップがオープンして活気が戻りつつあり、今後どのように変化していくか楽しみな地区です。
「下関市立小串公民館」の裏広場では、毎年お盆の8月15日に「小串の夏の盆行事」で「慰霊花火大会」が開催されます。小串地区の盆踊りは、太鼓や囃子を使わず、「口説き」のみで行う点が特徴です。また、盛大な打ち上げ花火もあります。
小串地区にある「浄天山」は、三角形の頂を小串の北側にちょこんと置く標高322mの小さな山で、その風貌は美しく「小串富士」の愛称で親しまれています。「浄天山」の遊歩道は、地元の方によって整備されており、秋には登山のイベントが開催されます。
いなか過ぎず、まち過ぎず、ちょうどいい地区です。田舎暮らしに興味のある方は、ぜひお越しください。

その他エリア

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