厚母郷・豊洋台エリア

1 立地・市街地へのアクセス
豊洋台・厚母郷地区は、下関市豊浦町の西部を南北に貫く国道191号沿いに位置し、人口約1,600人の住宅団地と、山裾に広がるのどかな田園が目を引きます。豊洋台・厚母郷地区の南側は旧下関市の吉見地区と隣接しており、下関市の中心市街地や商業区域へのアクセスが良好です。
2 産業・しごと・通勤
豊洋台・厚母郷地区における主なしごとは農業で、そのほか飲食店や電気店などもありますが、多くの方は地区外へ通勤しています。また、主な通勤手段は、路線バス・JR山陰本線・自家用車です。
3 買い物
豊洋台・厚母地区には、飲食店や電気店、理髪店、コンビニエンスストア、ガソリンスタンド、老舗の和菓子店などがあります。
豊洋台・厚母地区から北へ車で約10分の川棚地区には、食品や生活用品などを多く取り扱うスーパー、ドラッグストア、ホームセンターなどがあります。
4 通 学
豊洋台・厚母郷地区の最寄りとなる幼保・学校施設は、北側に隣接する黒井地区の「下関市立黒井こども園」、「下関市立誠意小学校」、「下関市立豊洋中学校」です。
豊浦町内には高等学校がありませんので、学生たちの多くは、JRの列車で下関市内の高等学校に通います。
5 公共交通機関
豊洋台・厚母郷地区で利用できる主な公共交通機関は、JR山陰本線と路線バスです。
厚母郷地区の最寄り駅は「JR梅ヶ峠駅」で、豊洋台地区の最寄り駅は「JR黒井村駅」と「JR梅ヶ峠駅」です。
また、路線バスは国道191号沿いと住宅団地の幹線道路を走っており、JR山陰本線との併用も可能です。
タクシーは、若干の距離がありますが、川棚地区又は吉見地区から呼んで利用することができます。
豊洋台・厚母郷地区には、歯科医院が1軒あります。その他の医療機関はありませんが、北へ車で約5~10分の場所(黒井地区、吉永地区、川棚地区)に内科や耳鼻咽喉科など複数の個人病院があります。
また、豊洋台・厚母郷地区から北へ車で約15分の小串地区には、総合病院「山口県済生会豊浦病院」があります。
7 公共施設
豊洋台・厚母郷地区には、「下関市豊浦多世代交流センター」(下関市役所豊浦総合支所豊洋台支所を併設。)があります。この施設は、多世代間の交流及び高齢者の生きがいと健康づくりの増進を図ることを目的とした、生涯学習を推進するための拠点施設で、交流室・研修室・娯楽室・調理実習室で、複数の団体により、日本舞踊・太極拳・卓球などの活動が行われています。また、この施設は、「下関市役所豊浦総合支所豊洋台支所」を兼ねており、住民票・納税証明書などの公的な書類の交付を行っています。
8 その他
豊洋台地区には、少年野球などをプレイできる「豊洋台運動公園グラウンド」や遊具を備えた児童公園が複数あり、子どもがのびのびと遊べる環境があります。
厚母郷地区には、国の重要文化財「木造阿弥陀如来坐像」が「安養寺」に安置されており、由来を紹介する看板も設置されており、豊浦町が歩んできた歴史の一端をお楽しみいただけます。
その他エリア
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宇賀・小串エリア
◆宇賀エリア 1 立地・市街地へのアクセス 下関市豊浦町の北側に位置する宇賀地区は、西側を響灘、東側を山々に面した人口約1,100人の、豊浦町の中でも人口が少なく高齢化率が高い方の地区です。 響灘に沿って南北を貫く国道191号とJR山陰本線に沿って広がる集落には、南から川嶋団地、湯玉、本郷などがあり、東側の山間に入ると、今みのや大河内(おおかわち)があります。 集落にもよりますが、豊浦町の中心地である川棚地区から湯玉までだと、約8~10km(車で約15分~20分)しか離れていません。また、下関市の中心市街地からは、約●~●km(車で約●~●分)の位置にあります。 2 産業・しごと・通勤 宇賀地区は、農業と漁業で栄えました。近年は高齢化が進み、会社勤めをする方が増えたことで農漁業の従事者は、年々減少していますが、農業の大規模化やブランド化に取り組む方がいたり、湯玉漁港で定期的な朝市が開く方がいたりして、賑わいを見せ始めています。 また、宇賀地区には大きなオフィスや工場はありませんが、川棚地区に近いこともあって、近隣の会社やお店、公共施設などにお勤めの方が多いようです。 3 買い物 宇賀地区に大型店舗はありませんが、JR山陰本線「湯玉駅」近くの国道191号沿いに1軒のコンビニエンスストアがあります。また、川棚地区に多く集まっている大型店舗に足を延ばせば、ほとんどの買い物を済ませることができます。 4 通 学 宇賀地区には、未就学児が通う「下関市立双葉保育園」や、伝統ある「下関市立宇賀小学校」があり、そこを卒業した中学生のほとんどは、川棚地区との間に位置する小串地区の「下関市立下関市立夢が丘中学校」にスクールバスで通っています。高校生になると、JRの列車に乗って下関市内の高等学校に通うこともできます。 5 公共交通機関 宇賀地区には、「JR下関駅」と日本海側でつながる「JR湯玉駅」と「JR宇賀本郷駅」があります。 また、下関市が運営する廃止路線代替バスが1日上下線それぞれ3便運行しており、便数は多くありませんが、商業施設や医療機関、公共施設などへの往来に利用されています。 6 医療機関 宇賀地区には、個人医院が2軒(うち1軒は歯科医院)あるほか、車で約10~15分の小串地区に総合病院「山口県済生会豊浦病院」があるため、十分な医療を受けることができます。 7 公共施設 宇賀地区には、「下関市立宇賀児童館」(下関市役所豊浦総合支所宇賀支所を併設。)、「下関市豊浦ふれあいセンター」、「下関市宇賀ふれあいセンター」があります。 8 その他 宇賀地区は、多くの偉人を輩出しました。湯淺倉平翁もその一人です。湯淺倉平翁は、東京大学に進み、岡山県知事や静岡県知事、警視総監を歴任したほか、宮内大臣や内大臣も務めました。 また、宇賀地区は、一時日本全国に広まった定置網漁法の一つ「大敷網」の発祥の地でもあります。
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川棚エリア
1 立地・市街地へのアクセス 下関市豊浦町のほぼ中央に位置する川棚地区は、西側を響灘に面し、残る三方を山々に囲まれた自然豊かな地区です。 川棚地区から下関市の中心市街地へのアクセスは車で約40分と良好で、不便さを感じない田舎暮らしを送るには絶好の位置です。 2 産業・しごと・通勤 川棚地区は、国道191号やJR山陰本線をはじめとする交通網が整備されており、通勤・通学に便利です。また、この川棚地区は、地元の経済活動の中心地でもあり、豊浦町の中でもしごとやインフラが充実している地区でもあります。 3 買い物 川棚地区には、スーパーやコンビニエンスストア、ドラッグストア、ホームセンター、様々な個人商店が点在し、日々の生活に必要なほとんどのものを買うことができます。また、川棚地区の西側が響灘に面していることから、新鮮な海産物が手に入ります。その鮮度の高さはスーパーなどで売っている魚から容易に分かります。 また、瓦そばや瓦シュー、川棚温泉まんじゅうといった、ご当地グルメもあります。 4 通 学 川棚地区には、伝統ある「下関市立川棚小学校」(創立150年(令和7年時点))があり、そこを卒業した中学生のほとんどは、川棚地区の北側に接した小串地区の「下関市立夢が丘中学校」に徒歩や自転車で通っています。高校生になると、JRの列車に乗って下関市内の高等学校に通う人が多いようです。 5 公共交通機関 川棚地区には、下関駅から日本海側を走るJR山陰本線の駅として、「JR川棚温泉駅」があります。便数は多くありませんが、通勤通学や買い物の“足”として下関市の中心市街地などへの往来に利用されています。 また、国道191号を走る路線バスも、豊浦町内はもとより下関市の中心市街地との往来に利用されています。
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吉永・涌田後地エリア
1 立地・市街地へのアクセス 吉永地区は、川棚と黒井の間に位置し、広大な農地と山林に囲まれた人口780人ほどの集落です。涌田後地は川棚温泉駅から約1.5km西、響灘に面した人口360人ほどの集落です。 涌田後地地区は、「JR川棚温泉駅」から直線距離で約1.5km西に位置する人口約300人の小さな地区です。 2 産業・しごと・通勤 吉永地区は地域の範囲が広く、事業所や店舗も複数ありますが、農業を営む方が多く、広大な農地が広がっています。一方で涌田後地は、海に面していることから漁業が盛んな地域で、埠頭で釣りをしている人の姿もよく見かけます。 涌田後地地区は、西側を響灘に面していることから漁業が盛んな地域で、埠頭で釣りをしている人の姿をよく見かけます。一方で、農業の従事者も多いのですが、家からは少し離れた場所に農地をお持ちの方がほとんどです。 3 買い物 吉永にはスーパーやドラッグストアなどの商業施設が複数ありますが、立地は川棚との境界付近に偏っています。 涌田後地地区には日用品を販売している店舗がなく、買い物をする方々は、隣接する川棚地区の大型店舗まで足を延ばします。地域内にはパン屋が1軒とカラオケ喫茶が1軒あるのみでしたが、令和7年3月にオシャレな雑貨屋がオープン。またコインランドリー・ブックマンション・なども国道191号線沿いにオープンし、賑やかさを取り戻しています。 4 通 学 吉永・涌田後地地区は、校区としては南側に隣接する黒井地区に含まれるため、小学生は黒井地区の「下関市立誠意小学校」に、中学生も黒井地区の「下関市立豊洋中学校」に通っています。また、高校生になると、JRの列車で下関市内の高等学校に通います。 5 公共交通機関 吉永・涌田後地地区にはJR山陰本線の駅がないため、最寄りの駅は「JR黒井村駅」か「JR川棚温泉駅」になります。また、路線バスが1日に2便ずつ上下線を運行しており、商業施設や医療機関、公共施設などへの往来に利用されています。
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黒井エリア
1 立地・市街地へのアクセス 黒井地区は、豊浦町の南側に位置し、西側を響灘、東側を山々に面した、人口約1,700人という豊浦町の中では比較的人口が多い地区です。 響灘に沿って南北を貫く国道191号とJR山陰本線に沿って広がる集落は、のどかな田園風景の中にあります。豊浦町の中では比較的人口が多い地区ですが、他の地区と同様に高齢化率は高いです。黒井地区は豊浦町の中心地である川棚地区に隣接しており、車で約5分~10分で移動できます。また、下関市の中心市街地からは、20~25㎞(車で約30~40分)の位置にあります。 2 産業・しごと・通勤 黒井地区は、主に農業で栄えました。近年は高齢化が進み、会社勤めをする方が増えたことで農業の従事者は、年々減少していますが、黒井地区で盛んに栽培されているスイカやみかんは美味しくてとても人気があります。 また、黒井地区には、大きなオフィスや工場はありませんが、川棚地区に近いこともあって、近隣の会社やお店、公共施設などにお勤めの方が多くなっています。 3 買い物 黒井地区に大型店舗はありませんが、JR山陰本線「黒井村駅」近くの国道191号沿いにコンビニエンスストアが1軒あります。また、国道191号沿いには、小規模の飲食店や小売店が点在しています。さらに、隣接の川棚地区に多く集まっている大型店舗に足を延ばせば、ほとんどの買い物を済ませることができます。 4 通 学 黒井地区には、未就学児が通う「下関市立黒井こども園」、小学生に上がれば同地区内に「下関市立誠意小学校」があり、子育て世代には住みよい地区です。また、そこを卒業した中学生のほとんどは、同地区の「下関市立豊洋中学校」に徒歩や自転車で通っています。高校生になると、JRの列車に乗って下関市内の高等学校に通う人が多いようです。 5 公共交通機関 黒井地区には、下関駅から日本海側を走るJR山陰本線の駅として、「JR黒井村駅」があります。列車の便数は多くありませんが、商業施設や医療機関、公共施設などへの往来に利用されています。
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室津下・室津上エリア
1 立地・市街地へのアクセス 下関市豊浦町の南西に位置する室津地区は、北側を室津湾に面した室津下集落と、南側を本州最西端の地として知られる吉母地区に接する室津上集落で構成される、人口約1,100人の小さな地区です。 室津下漁港から海に突き出た半島にある「甲山」(標高117m)は、100余基の古墳群が発見された場所で、地元の方々によって登山道が整備されています。その山頂は、室津下漁港と涌田漁港、そして響灘を一望できる絶景スポットです。 また、「甲山」周辺の岩場や岸壁は、休日になると、県内外から魚釣りを楽しむために多くの方々が訪れています。 室津下漁港の一角には、ヨットを係留できる施設や、食事や休憩のできるレストラン、漁港広場があるほか、その周辺には保養施設や別荘も立ち並んでいます。 室津上集落は、約40世帯の高齢者が暮らす、のんびりした山間の集落です。 室津地区から下関市の中心市街地までは、車で約40分、豊浦町の中心地である川棚地区までは、車で約10分です。 2 産業・しごと・通勤 室津地区の室津下集落は、昔から半農半漁の土地柄で、農業と漁業を兼業している家が多くありました。しかし、近年は会社勤めをする方が増え、高齢化が進んだことで、農漁業の従事者は年々減少しています。 室津湾は、古くから天然の良港として知られる海の要所であったため、地元の古社である「室津八幡宮」には、蒙古襲来(元寇)の伝承が残っています。 「室津下漁港」のせり場では、不定期ではあるものの、定置網で揚がった新鮮な魚が販売されています。 海岸には、白砂青松で知られる「室津海水浴場」と海の家があり、夏の時期は大変賑わっています。 3 買い物 室津地区での買い物は、地区内の商店1軒・酒店1軒のほか、車で約4分の場所にあるコンビニエンスストアと、車で約10~13分の場所にある大型店舗を利用する方が多いようです。 4 通 学 室津地区には、徒歩で通える場所に「下関市立室津小学校」があります。 こども園と中学校については、やや距離がありますが、徒歩で通える場所にある「下関市立黒井こども園」と「下関市立豊洋中学校」(いずれも黒井地区)があります。 5 公共交通機関 室津地区から車で約5分の場所に、JR山陰本線の通る「JR黒井村駅」があります。「JR黒井村駅」にはバス停が隣接しており、通勤・通学・通院・買い物のための“足”として路線バスを利用できます。 室津下集落では、4箇所のバス停を1日8~9便の路線バスが、室津上集落では3箇所のバス停を1日1~2便の路線バスが運行しています。 いずれの集落も、自家用車をお持ちですと便利です。
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厚母郷・豊洋台エリア
1 立地・市街地へのアクセス 豊洋台・厚母郷地区は、下関市豊浦町の西部を南北に貫く国道191号沿いに位置し、人口約1,600人の住宅団地と、山裾に広がるのどかな田園が目を引きます。豊洋台・厚母郷地区の南側は旧下関市の吉見地区と隣接しており、下関市の中心市街地や商業区域へのアクセスが良好です。 2 産業・しごと・通勤 豊洋台・厚母郷地区における主なしごとは農業で、そのほか飲食店や電気店などもありますが、多くの方は地区外へ通勤しています。また、主な通勤手段は、路線バス・JR山陰本線・自家用車です。 3 買い物 豊洋台・厚母地区には、飲食店や電気店、理髪店、コンビニエンスストア、ガソリンスタンド、老舗の和菓子店などがあります。 豊洋台・厚母地区から北へ車で約10分の川棚地区には、食品や生活用品などを多く取り扱うスーパー、ドラッグストア、ホームセンターなどがあります。 4 通 学 豊洋台・厚母郷地区の最寄りとなる幼保・学校施設は、北側に隣接する黒井地区の「下関市立黒井こども園」、「下関市立誠意小学校」、「下関市立豊洋中学校」です。 豊浦町内には高等学校がありませんので、学生たちの多くは、JRの列車で下関市内の高等学校に通います。 5 公共交通機関 豊洋台・厚母郷地区で利用できる主な公共交通機関は、JR山陰本線と路線バスです。 厚母郷地区の最寄り駅は「JR梅ヶ峠駅」で、豊洋台地区の最寄り駅は「JR黒井村駅」と「JR梅ヶ峠駅」です。 また、路線バスは国道191号沿いと住宅団地の幹線道路を走っており、JR山陰本線との併用も可能です。 タクシーは、若干の距離がありますが、川棚地区又は吉見地区から呼んで利用することができます。