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室津下・室津上エリア

1 立地・市街地へのアクセス
下関市豊浦町の南西に位置する室津地区は、北側を室津湾に面した室津下集落と、南側を本州最西端の地として知られる吉母地区に接する室津上集落で構成される、人口約1,100人の小さな地区です。
室津下漁港から海に突き出た半島にある「甲山」(標高117m)は、100余基の古墳群が発見された場所で、地元の方々によって登山道が整備されています。その山頂は、室津下漁港と涌田漁港、そして響灘を一望できる絶景スポットです。
また、「甲山」周辺の岩場や岸壁は、休日になると、県内外から魚釣りを楽しむために多くの方々が訪れています。
室津下漁港の一角には、ヨットを係留できる施設や、食事や休憩のできるレストラン、漁港広場があるほか、その周辺には保養施設や別荘も立ち並んでいます。
室津上集落は、約40世帯の高齢者が暮らす、のんびりした山間の集落です。
室津地区から下関市の中心市街地までは、車で約40分、豊浦町の中心地である川棚地区までは、車で約10分です。

2 産業・しごと・通勤
室津地区の室津下集落は、昔から半農半漁の土地柄で、農業と漁業を兼業している家が多くありました。しかし、近年は会社勤めをする方が増え、高齢化が進んだことで、農漁業の従事者は年々減少しています。
室津湾は、古くから天然の良港として知られる海の要所であったため、地元の古社である「室津八幡宮」には、蒙古襲来(元寇)の伝承が残っています。
「室津下漁港」のせり場では、不定期ではあるものの、定置網で揚がった新鮮な魚が販売されています。
海岸には、白砂青松で知られる「室津海水浴場」と海の家があり、夏の時期は大変賑わっています。

3 買い物
室津地区での買い物は、地区内の商店1軒・酒店1軒のほか、車で約4分の場所にあるコンビニエンスストアと、車で約10~13分の場所にある大型店舗を利用する方が多いようです。

4 通 学
室津地区には、徒歩で通える場所に「下関市立室津小学校」があります。
こども園と中学校については、やや距離がありますが、徒歩で通える場所にある「下関市立黒井こども園」と「下関市立豊洋中学校」(いずれも黒井地区)があります。

5 公共交通機関
室津地区から車で約5分の場所に、JR山陰本線の通る「JR黒井村駅」があります。「JR黒井村駅」にはバス停が隣接しており、通勤・通学・通院・買い物のための“足”として路線バスを利用できます。
室津下集落では、4箇所のバス停を1日8~9便の路線バスが、室津上集落では3箇所のバス停を1日1~2便の路線バスが運行しています。
いずれの集落も、自家用車をお持ちですと便利です。

6 医療機関
室津地区に病院や医院、診療所はありませんが、車で約4~13分の場所にある個人医院(黒井地区・吉永地区、川棚地区等)や、車で約20分の場所にある総合病院「山口県済生会豊浦病院」(小串地区)に通う方が多いようです。

7 公共施設
室津地区には、「下関市立室津公民館」(下関市役所豊浦総合支所室津支所を併設。)があります。
金融機関としては、「室津郵便局」(ゆうちょ銀行)と「山口県漁業協同組合豊浦室津支店」(月・水・金曜日のみ営業。)があります。

8 その他
室津地区の室津下集落には、明治時代に発生した二度の大火を教訓に、防火のため外壁を土壁にし、漆喰いを施した家が複数建てられました。当時の左官さんの心意気を表す「鏝絵(こてえ)」が、今も残っています。見学をご希望の場合は、「室津地区活性化推進協議会」会長の樽本さんにご連絡いただければ、ボランティアガイドがご案内いたしますので、詳しくは「観光スポット」→「鏝絵(こてえ)の家々」をご覧ください。
現在、人口が減り、空き家や耕作放棄地が増えて困っています。新規の転入者と聞けば、大歓迎されることでしょう。

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